基本項目

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はじめに
インタラクティブ動画とは、従来「視聴で終わる」だけの動画内に「仕掛け(導線)」を組み込むことで触れる動画とし、ユーザーと動画の接触回数や視聴時間などのエンゲージメントを高める一連の手法を指します。本ガイドラインでは、インタラクティブ動画作成に必要な基礎知識、事例などを解説していきます。特に、第2章「ユーザーインターフェースについて」の項目は、動画制作をする上で重要なポイントとなります。インタラクティブ動画作成の際に何かしらのヒントにして頂ければ幸いです。
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通常動画との違い
通常の動画はユーザーに対して一方向的に情報を伝えますが、インタラクティブ動画はユーザーと動画が双方向的(インタラクティブ)に情報を取得し、ユーザーが求める情報を伝えることが可能です。また、動画内に「仕掛け」が組み込まれ、触れることのできるインタラクティブ動画では、ユーザーによる「操作性」が生まれるため、オリジナリティあるユニークな企画であればあるほど、“ワクワク感” “面白さ” “驚き”をユーザーに伝えることができます。
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通常動画との印象の差
インタラクティブ動画は、動画内に仕掛けを設置し視聴者にアクションを促すことで、「一方向で受動的なユーザー」を「双方向の能動的なユーザー」に変化させることができます。また、アクションと共に情報を与えることで、「単なる情報」は「記憶」としてインプットされ、従来の動画よりも深い印象を残すことができます。この特徴を理解した上で記憶に残るインタラクティブ動画を企画してみてください。
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ストーリー遷移
ユーザーによる選択次第でストーリーが変化する動画を作成できます。
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スイッチング
2つの映像をタップにより切替えができ、二面性を活用して動画を作成できます。
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ポップアップ
動画上に「画像/テキスト/GoogleMap」などを表示できます。
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ポップアップお気に入り
お気に入り設定した対象物を一覧画面に登録できます。ビデオコマース等に活用できます。
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電話リンク
動画内に電話リンクを設定すれば、店舗予約などのコンバージョンにつながります。
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フォーム
フォーム機能を使用すれば、動画内にアンケートや応募フォームを設置することができます。
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クーポン
クーポン機能を使用することもできます。
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360°
360°動画をインタラクティブにすることでリッチな動画コンテンツを作成できます。
タグアクションの種類
タグアクションとは、視聴者が設定したタグをタップした際に、どのようなアクションを返すかを設定することができる機能です。MILの管理画面で使用できるタグアクションの種類をご紹介します。