トラストリッジ様のライフスタイルメディア「macaroni」のSNS投稿にMILを活用していただきました。
株式会社トラストリッジ
私たちトラストリッジは、社会と生活者にとって、起点を変え、行動を変え、未来を変えるようなサービス提供することに取り組んでいます。
動画紹介
MILの利用目的
トラストリッジ様には、ライフスタイルメディア「macaroni」の公式Instagramアカウントによるストーリー投稿にMILを活用していただきました。
13本のレシピ動画をストーリー分岐機能を用いて1本にまとめることで、ユーザーは動画上からそれぞれのレシピ動画の視聴ができ、動画から1タップでレシピ詳細ページへ遷移することができます。
動画のクリエイティブについて
断面の世界
動画内容は「断面の世界」というテーマのレシピ動画です。
それぞれの料理の断面で動画のサムネイルが整えられており、統一感のあるレシピ動画になっています。
スマートフォン視聴に特化
Instagramのストーリー投稿に使用するケースだったため、料理を選択するHOME動画はスマートフォンの画面サイズに合わせた縦長の動画になっています。
表示レシピの入れ替わりもスワイプアップ風にしているなど、スマートフォンでの視聴に特化した動画となっています。
短時間でレシピと魅力を伝える
真上から料理風景を撮影し、早送りでテンポ良く手順を紹介しています。各レシピ動画は1分前後でまとめることで、別動画への回遊や、レシピページへの遷移など、視聴完了後に次のアクションを起こす余裕を残しています。
また、始めに料理の完成形を見せることでレシピへの関心を引き、動画からの即離脱を防いでいます。
インタラクティブ化のポイント
ニーズに合った動画を視聴させる
通常の導線
通常、ユーザーをSNSからwebサイトへ遷移させる場合、全てのユーザーを同一のページに飛ばすことしかできません。
今回の事例に沿うと、"特定のレシピページ"に遷移するか、"レシピサイト自体"に遷移するかのどちらかになります。
MILを挟んだ導線
しかし今回、SNS投稿とwebサイトの間にMIL動画を挟むことにより、1本の動画上から13種類のレシピ動画の視聴、加えて各レシピページへの遷移を可能にしています。
インタラクティブ動画では、全てのユーザーに同じ動画コンテンツを提供する一方的な訴求ではなく、ユーザーのニーズに合わせて異なる動画コンテンツを提供する"インタラクティブ"(双方向的)な訴求が可能になります。
動画回遊の手間を省く
複数動画を1本のインタラクティブ動画にまとめることで、ユーザーは動画という媒体から離脱せずに別動画の視聴ができるため、動画回遊の手間を省くことにも繋がります。
より多くの動画コンテンツを視聴してもらいたい場合、動画回遊の簡易性は非常に重要になります。
ユーザーのニーズを可視化する
レポート機能を用いることで、レシピ動画毎の視聴された回数を把握することができます。
この機能により、ユーザーが"どの"サービスや商品の"何"に興味を持っているかという、より具体的なニーズをMIL上で可視化することができます。
MILによるインタラクティブ動画では、ユーザーに様々なアクションを促すことで、動画上でユーザーから必要な情報を収集することが可能になります。
離脱の導線を用意する
今回の動画では、レシピ動画の画面左下のわかりやすい位置に「一覧に戻る」というボタンが設置されています。
ユーザーの視聴終了アクションを"動画プレイヤーを閉じる"ではなく、"前の選択ページに戻す"に誘導することで、動画自体からの離脱を減らす工夫が為されています。
MILでは、プレイヤーの左上に分岐前の動画への戻りボタンがデフォルトで設置されていますが、今回のように分かりやすく離脱の導線を設計することにより、ユーザーの離脱手段を変えコンテンツとの接触時間を伸ばすという工夫も効果的であるといえます。
効果
今回、Instagramのストーリーを用いて、インタラクティブ動画を24時間配信いたしました。
インタラクション率 :114.23%
リンククリック率 :14.04%
視聴完遂率 :32.31%
平均閲覧時間 :70.49秒
まとめ
インタラクティブに情報を提供するということ自体はwebページでは当たり前のことでしたが、テキストや静止画に比べ情報量が圧倒的に多い動画コンテンツによってインタラクティブに情報提供ができるというのは、サービスや商品の訴求において非常に大きなメリットになります。
画面を触って操作するスマートフォンとインタラクティブ動画は相性が良いため、スマートフォン向けの縦画面インタラクティブ動画はこれから更に増えていくことが予想されます。
動画によるSNSを用いた施策を検討の際は、インタラクティブ動画の活用も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
